スタッドレスタイヤの寿命は?目安は年数なのか、溝の残り具合?節約術は?

今シーズン初の寒波は、真冬並みの寒さと大雪をもたらしました。
慌てて、スタッドレスタイヤに交換した人も大勢いらっしゃるようです。しかし、交換や購入を検討中の方もいることでしょう。

さて、スタッドレスタイヤの寿命はどれくらいなのでしょうか?
よく世間では「スタッドレスの寿命は3〜4年」と言われているようで、耳にした方も多いかもしれません。あくまでこれは「目安」「平均」であって、使用状況、保管状況によって異なります。

タイヤの寿命は、走行の状況や環境によって変わってきます。寿命かどうかを判断するチェックポイントを見ていきましょう。

あなたのスタッドレスタイヤは、
まだまだ使える?
もう限界?交換時期?

の判断の材料にしていただければ、幸いです。

スタッドレスタイヤの寿命のチェックポイント

スタッドレスタイヤで安全に走行するには、次の2つのポイントが重要とされています。
1)溝の深さ   ・・ 半分以上残っていること
2)ゴムの柔らかさ・・ 硬化していないこと

溝の深さは「走行距離」で大きく上下しますし、ゴムの柔らかさは「タイヤの特製や保管状態」そして「製造からの年数」で変わってきます。

1 溝の深さ

タイヤの溝の深さが半分以下になると、スリップを防止する効果はなくなります。たとえ、使用期間が1〜2年でも、ここで寿命です。
溝の深さの見分け方は、プラットホームというもので判断します。タイヤの溝をよく見ると、タイヤ一周につき4個の出っ張りがあります。これがプラットホームです。

注意:夏タイヤで判断する「スリップサインとは別の見方」ですので注意してください。

プラットホームを探す時には、タイヤの側面にある矢印が目安です。その矢印の方向にプラットホームがあります。プラットホームの出っ張りと、溝の深さが同じになると「溝の深さが そろそろ半分ですよ」というサインです。

なお、夏タイヤで判断する「スリップサインとは別の見方」ですので注意してください。プラットホームサインが出てもスリップサインが出るまでは(法的(整備不良にならない)には)夏タイヤとして使うことはできます。

プラットホームとスリップサインの高さ
プラットホーム 約5mm
スタッドレスタイヤ(新品)の溝の深さは、通常のものなら約10mm。プラットホームはその半分の高さなので、約5mmです。
スリップサイン 約1.6mm
タイヤの溝の深さに拘わらず、普通は同じ高さです。

ただ、スタッドレスタイヤは夏など気温が高い時、雨天時に使用すると、制動距離等に問題が出てきますので、あまりおすすめはできません。車間距離を開けて丁寧な運転を心がけてください。

2 ゴムの柔らかさ

スタッドレスタイヤは製造から年数が経つにつれ、ゴムが硬くなって「雪や氷上での摩擦性能」が落ちてきます。このゴムの柔らかさでの見分け方が、最も難しいところです。見た目や触っただけでは、なかなか判断がつきません。

ゴムの硬度計というものがありますが、一般的ではありませんよね。ブリジストンタイヤ館や整備工場にはおいてあるのでしょうが、硬度だけ計らせてもらうのは現実的ではないですよね。

ゴムの柔らかさタッドレスタイヤは製造から年数が経つにつれ、ゴムが硬くなって「雪や氷上での摩擦性能」が落ちてきます。このゴムの柔らかさでの見分け方が、最も難しいところです。見た目や触っただけでは、なかなか判断がつきません。

そこで、製造からの経過年数にたよることになります。Googleで「スタッドレスタイヤ 年数」と検索すると、様々な見解を見ることができます。2-3年から4年など色々。質問サイトでは「8年目ですけど大丈夫ですか?」といった質問も。

その中で目を引いたのは、「トーヨータイヤは、夏用、冬用に関わらず「使用開始後5年を経過したタイヤは、継続使用に適しているかどうか販売店で点検してもらうこと」を推奨しているそうです。」という記事です。
私も使用経験や、メディア、他の人の意見から、なんとなく5年を目安にしていましたが、このあたりが根拠なのかもしれません。

まとめると、
製造から2-3年で経年劣化によって性能が落ちていき、5年を超えるとスタッドレスタイヤとしての性能を過信すると危険であるといえます。


実際、交通量の少ない雪道を走ってみてどれくらいグリップしてみるのか色々試してみるのもいいかもしれません。私は、シーズン初の雪道であえて、蛇行、急ブレーキなどを試しています。安全確認をしっかりしたうえで。

愛知県の太平タイヤさんが、興味深い試験をしています。参考になさってはいかがでしょうか。


溝さえ残っていれば、15年も前に製造されたスタッドレスタイヤでさえ、ノーマルタイヤとは雲泥の差です。雪道、特に冬用タイヤ規制が敷かれている道路を夏タイヤで走ることがいかに危険かよくわかります。

やはり、10年以上のタイヤになると、新品との制動距離の開きが大きくなっています。
新品から使い続けているなら5年を超えたころ、中古品なら5年以内の商品を買うのが、コスパが優れていると言えるでしょう。

スタッドレスタイヤ 節約術

スタッドレスタイヤ、高いです。できるだけ寿命を延ばして節約したいですよね。

スタッドレスタイヤの寿命に最も貢献するのは「保管」です。

環境の良い保管場所を選ぶ
直射日光(紫外線)が当たらず、雨が掛からなくて温度や湿度の変化が少ないところがベストです。
マンションでは?ベランダで、壁になっているところ、日陰の時間が少しでも長いところに置き、タイヤカバーなどを使用するのが最善な方法でしょう。
もし、トランクルームを借りているのであれば、一緒にしまいましょう。

また、タイヤ屋さん、カーショップによっては、幾らかの保管料で預かってもらえるサービスをしているところもあります。

保管にお金を掛けるようでは、節約ではない?そんな人には、スタッドレスタイヤのレンタルというのもあるようです。