EIA週間統計(12月16日発表分) 弱い需要と底堅い先物市場

原油相場は3営業日続伸しました。ワクチン接種による中長期の需要不安後退や米国の追加景気対策への期待感が下値を支えているようで、今週は底堅い動きが続いています。

16日に発表された、米国エネルギー情報局 (EIA) の週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は前週比314万バレル減でした。クッシング原油在庫は同20万バレル増えて3週ぶりの増加となりました。

原油輸出が前回の落ち込みから日量80万バレルにまで回復する一方で輸入は前週比で日量100万バレル減りました。処理量は同25万バレルの減少です。

石油製品の総出荷量は3週ぶりに日量1,900万バレルの大台を回復しています。前年比では再びマイナスに転じています。

米国も冬場の石油需要期に入っているのですが、原油処理量はあまり伸びておりません。春から続く、新型コロナウイルスによる需要減退の影響が続いていると言えましょう。ここで、米国で暖冬傾向が明確になったりするとWTIは下げトレンドに転じるかもしれません。