週間予報より先の天気はどこで知ることができるのか

今回の寒気。思いのほか長引いてますね。一発屋じゃなかった。

さて、「年末年始は寒くなりそうです。」っていうニュースは良く流れるようになってきましたが、本日12月19日現在に気象庁が発表している週間天気予報は12月26日まで。では、メディアはどのようにして、まだ一週間以上先の天気を入手しているのでしょうか。

気象庁の2週間気温予報とは

気象庁は、2019 年6月から、週間天気予報に続く 2 週間先までの気温の予報、「2週間気温予報」を毎日提供しています。これは気象庁のホームページで誰でも見ることができますよ。

2週間気温予報の活用方法

気象庁は当時の報道発表でこのような活用方法を提案しています。

熱中症や急激な気温の変化に対する事前の準備に活用できるほか、農業分野における作業計画への活用や高温や低温による被害を軽減するための早めの対策など、経済活動において事業運営に活用できると期待されます。日常生活においては、旅行やイベントの準備、季節用品の入れ替えのタイミングなどに利用することができます。

気象庁 報道発表 「2 週間気温予報」の提供を開始します 令和元年5月17日

2週間気温予報の見方


あくまで「気温」だけ情報なので、雨が降るのか雪が降るのかまではわかりません。ですから気温とお住まいの地域で想像してみることになります。

この時期、
日本海側なら・・・気温が低ければ雪が降る可能性が高いと想像できます。
太平洋側なら・・・お住まいの地域だけでなく全国的に気温が低ければ、寒気が来るので晴れるだろうと想像できます。
もし、日本海側は平年並みなのに四国だけとか、関東地方だけ気温が低い、という予報になっていれば、南岸沿いを低気圧が通るなどして曇りや雨の可能性が高いと想像できます。

早期天候情報は更新が週二回しかない

特に極端な低温が予想される場合は、早期天候情報というものが出ます。ただし、原則月曜日と木曜日のみの発表です。2週間後の予報は、予報のぶれが大きいので、発表していたのに更新されていつの間にか消えていたということもあります。
そういう点で2週間気温予報は毎日発表されているので、いつも最新の情報と言うことで私はもっぱらこちらの方を見るようになりました。

気象庁 2週間気温予報
気象庁 早期天候情報