【歴史カレンダー】 2月8日の記念日:郵便マーク(〒マーク)の日、針供養、にわとりの日など

郵便マーク(〒マーク)の日

1887(明治20)年2月8日、「郵便マーク(〒)」が決定しました。

逓信省(ていしんしょう、現:総務省・日本郵政)が逓信の「てい」にちなんで甲乙丙丁の「丁」と決定して告知したものの、世界共通の料金不足マークである「T」と紛らわしいことが分かるなど、あちこちからツッコミが入り、「丁」ではなくカタカナの「テ」を図案化した「〒」となったという説や、日本の二というダジャレから来た説もあります。

郵便制度も初めは苦労した。

郵便制度は1871(明治4)年にはじまっています。仕組みを創設したのは前島密(1円切手の肖像画のおじさん)。いわば「郵便の父」ですね。
いろいろ苦労したようですよ。

郵便箱は、当初白木のままや黒塗りだったことと、「郵便箱」という言葉に馴染みがなかったため、「垂便箱(たれべんばこ)」と読み違え、公衆便所と勘違いしたというネタとか。

初期の木箱でも投函口は大人の胸の高さにあるのに、どうやって用を足そうとしたのか、超謎ですw

配達職員に銃の所持が認められていたりね(今でいう現金書留を強盗から守るため)。色々とぶっ飛んでいましたよ。

郵便制度が始まってから16年も後にできた郵便マーク

その前から郵便マークのようなモノ(前身)はあって、当時使われていたのは、日の丸のような白地に赤い丸、それを横切るような赤いラインが引いてあって、いわゆる「丸に一引き」と呼ばれるマークでした。

そのマーク見た外国人が逓信省の役人に「どんな意味か」と聞いたのですが誰も答えられませんでした。そもそも、誰も意味を知らずに使っていたのです。
恥をかかされたと思ったのか、それともロゴやマークの重要性(当時の日本が目標としていた欧米はロゴ、紋章だらけですからね)に気付かされたのか、榎本武揚(五稜郭の戦いで新選組の土方歳三と戦った人です)逓信大臣が新しいマークを考えるよう指示しました。

さて、スタッフたちがアレコレ考えるのですが、最終決済は決めたがり屋の大臣。Tの字では納得しないだろうと。そこで、「テ」なら横棒が二本、そう日本ですよと提案したら通ったらしい。

このダジャレ案、こっそりと日本郵船の旗(二本の横のライン)もさりげなく参考にしたとか。まあ、おおらかな時代でしたな。

郵便局的には、「〒」をあまり書いてほしくない。郵便番号だけ書いてくれって。


さて、この「〒」マーク。マス目が印刷されていないハガキや封筒に郵便番号を記入する際、自分で「〒000-0000」なんて書いている人も多いのでは?私なんかとっても律儀な性格だから、欠かさず書いていましたよ。

日刊ゲンダイのこの記事によると、日本郵便(株)の広報担当さんいわく、「内国郵便約款」に基づくと、厳密には、郵便番号の前後に書くべきではない余分なことらしい。衝撃。細かいことを言わないまでも区分機で結構引っかかって厄介らしいので、できれば「000-0000」だけ書いてほしいそうな。なるほど。協力します。

意外な事実 「〒マークは必要なし」日本郵便に聞いたその理由(日刊ゲンダイ)

世界の〒マークはカッコいいぞ!

海外の郵便ポストや車両、郵便局に使われるロゴはどうなっているのでしょうか。

ヨーロッパでは18世紀から19世紀にかけて郵便馬車が普及しており、その馬車の到着を知らせるのに郵便ラッパ(ホルン)が使われていました。その名残で、ホルンをマークにした国が多くあります。立憲君主国である、スペイン、デンマーク、スウェーデンのマークはホルンと王冠がセットになっています。

イギリスは「Royal Mail」のロゴ(文字)に王冠がデザインされています。カッコいいよ!

アメリカの郵便のマークは鷲の横顔です。デフォルメしすぎで一見何か分からなかった💦 アメリカ人にとって国章は身近なものなので、すぐに鷲だと気づくのでしょう。その前は、アニメチックな鷲がろごでしたし。

針供養の日

縫い針を供養する目的で、2月8日または12月8日に行われる行事です。
この日は裁縫を休んで、古い錆びた針や折れた針など使えなくなった縫い針を集めて社寺に納めたり、豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺したりして供養をします。縫製業の方などには定例行事でしょうね。

12月8日じゃね?と思った人。関西地方や九州地方では12月8日が一般的なようです。また、寺や神社によって日付が異なる場合もあります。

御事始め


「御事始め(おことはじめ)」または「事始め」は、農作業が始まり、農業にとっての一年が始まる日です。だから、針仕事は昨日で終わり!となって、この日が針供養の日になったという説もあるようです。

2月8日の語呂合わせが由来の記念日:にわとりの日、つばきの日など

にわとりの日

「うらにわにはにわにわにはにわにわとりがいる」んですよ。そう、「裏庭には二羽、庭には二羽鶏がいる」。でも「裏庭には埴輪」が居るのかもしません。漢字の重要性が良く分かる一文です。

人類は、「鶏が先か、卵が先か」について2000年位考えてきたそうですよ。昔の哲学者にとってこの疑問は、生命とこの世界全体がどのように始まったのかという疑問に行き着くものったらしいですよ。確かに因果関係がある事柄で、どちらか先か考えると訳が分からなくなることは良くあります。(ホントカ)

兄妹、姉妹という言葉があります。先に生まれた順で熟語が形成されています。鶏卵という言葉があります。卵鶏という言葉はありません。よって鶏が先に生まれたのではないかと推測できます・・・?

つばきの日

「つ(2)ば(8)き」の語呂合わせから。椿の自生地として名高い長崎県五島市が制定しました。

椿油の生産量日本一になったこともあります。ちょうど椿のお花のシーズンと、語呂合わせがピッタリで、誰もがしっくりくる記念日の好例です。

その他の2月8日の記念日

つばきの日、ロカビリーの日、ニッパーの日、スパの日、艶の日、双葉・二葉の日、、和ちょこの日、坪庭の日、STICK MASTERの日、結婚相談・トゥルーハートの日、東京二八そばの日、世界てんかんの日、白馬そばの日、信州地酒で乾杯の日、歯ブラシ交換デー、ホールケーキの日、生パスタの日、節忌、薬師縁日など。

2月8日の誕生花と誕生石

2月8日の誕生花:「シャクヤク」「ユキノシタ」


シャクヤクの花言葉の「恥じらい」「はにかみ」は、はにかみ屋の妖精がこの花にかくれたところ、花も一緒に赤らんだというイギリスの民話に由来するという説、夕方には花を閉じてしまう「はにかみ屋さんなお花」であることにちなむという説があります。

ユキノシタ、花言葉の「深い愛情」は、ユキノシタの葉のしぼり汁が子どもに多い中耳炎やひきつけなどにも効果があるとされ、民間薬として用いられたことにちなむともいわれます。

ユキノシタは寒さに強いので我が家の庭の年中日陰になる部分で頑張ってくれています。寒さに強くて冬でも葉っぱが枯れないので目立つのですよ。そして、他の草花が育って、誰もが存在を忘れている6、7月頃に可憐な薄紫の花を咲かせます。

2月8日の誕生石:「ルチルレイテッドクオーツ」


ルチルレイテッドクオーツは、針入り水晶と呼ばれるパワーストーンの一つだそうですよ。

2月8日生まれの有名人・芸能人(敬称略)

山本寛斎 ファッションデザイナー 1944年2月8日~2020年7月21日
田中卓志 お笑い芸人(アンガールズ) 1976年2月8日
松下奈緒 女優、ピアニスト 1985年2月8日
佐々木希 ファッションモデル、女優 1988年2月8日
土井善晴 料理研究家 1957年2月8日
高岡蒼甫 俳優 1982年2月8日
八村塁 プロバスケットボール選手、NBA選手 1998年2月8日