【歳時記】2月25日、今日は何の日?:夕刊紙の日、深良用水(箱根用水)完成の日など

夕刊紙の日

日刊紙は2月21日のトピックで「東京初の日刊新聞創刊日」として紹介したとおり、明治初期から続々と刊行されていました。

一方、夕刊紙が登場するのは以外と遅く、大正時代の1915年の10月10日で、「大阪朝日新聞」と「大阪毎日新聞」が同時に発行を開始しました。



この「夕刊紙の日」というのは、1969年、日本初の駅売りタブロイド判夕刊紙「夕刊フジ」が発刊されたことを記念してということだそうです。なぜこの日が「夕刊紙の日」として認定されたのでしょう?おそらく、「駅売り専門の夕刊紙」という点が日本初なのだと思います。

電車で読みやすいように普通の新聞紙の半分の大きさに

夕刊フジの紙面のサイズには、普通の新聞紙1ページの半分の大きさのタブロイド判が採用されました。電車の中での読みやすさを考慮してのことでしょう。

発行元の産業経済新聞社によれば「ビジネスマンに強い」新聞とのこと。

事実、ロス疑惑に関する東京高等裁判所の1998年の判決によれば、夕刊フジは「通勤途上の会社員などを対象として、専ら読者の関心をひくように見出し等を工夫し、主に興味本位の内容の記事を掲載している」との一文が入っています。

これは褒められているのか?それともDisられているのか?

Yahoo!ニュースで「ZAKZAK」出典の記事を読んでいる人も多いと思いますが、これも同社のニュース配信記事です。

深良用水(箱根用水)完成の日

1670(寛文10)年2月25日、神奈川県・芦ノ湖と静岡県・裾野市を繋ぐ「深良用水(ふからようすい)」が完成しました。近年では「箱根用水」と呼ばれることが多いので、箱根用水のほうが耳に馴染んでいるかもしれません。

山灰が多く水持ちの悪かった富士山麓一体地域の、裾野市、御殿場市、長泉町、清水町(の一部)の地域へ、神奈川・芦ノ湖の湖水を導くために敷かれた灌漑(かんがい)用水路です。今でも農業用水、生活用水を支える重要なライフラインです。

特に、神奈川県と静岡県の境界にある湖尻峠に約1200メートルのトンネルを貫通させたことは、日本の土木史上重要な意味を持ちます。

日本を代表する用水の一つとして農林水産省の疏水百選に選定され、2014年には国際灌漑排水委員会による灌漑施設遺産にも登録されました。

江戸時代は不思議な時代で、個人が私財を投じて堤防や治水、灌漑のインフラを整備する事例が数多くありました。この深良用水も幕府や藩の事業ではなく、その土地の名主だった大庭源之丞氏など個人の尽力によってできた用水路です。

ヱビスビールが発売された日

1890(明治23)年2月25日、当時の日本麦酒醸造會社より「ヱビスビール」が発売されました。
当初は恵比寿様(えびす様)の別称でもある「大黒天」にちなんだ商品名を予定していたのですが、既に横浜に「大黒ビール」が存在していたため、「ヱビス」が採用されたそうです。

天神様の縁日

菅原道真公(天神様)の忌日。903(延喜3)年2月25日。例年2月25日には、太宰府天満宮をじはじめとした全国の天満宮や関連寺社にて供養や縁日が行われています。

その他の2月25日の記念日

その他の2月25日の記念日として、親に感謝の気持ちを伝える日、ひざ関節の日、とちぎのいちごの日、プリンの日、などがあります。

2月25日の誕生花と誕生石

2月25日の誕生花:「カランコエ」「ラナンキュラス」「バラ」「ユッカ」

小さくかわいい花をたくさん咲かせるカランコエ(ベニベンケイ)。花言葉は、「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」「あなたを守る」「おおらかな心」。

花言葉の「たくさんの小さな思い出」はその花姿に由来するといわれます。

釣り鐘状の花をつける種もあり、花言葉の「幸福を告げる」は幸せを告げる鐘のようなベル形の花にちなむとされています。

2月25日の誕生石:「ファントムアメジスト」「アメジスト」

ファントムアメジストはアメジストが長い時間をかけてさらに成長を続け、ほかの鉱物が中に入ったり、成長と停止を繰り返して三角形の山の形が何重にもできたものです。これを幻の山に例えてファントムと呼ばれています。

2月25日生まれの有名人・芸能人(敬称略)

ケーシー高峰 漫談家 1934年2月25日~2019年4月8日
二宮清純 スポーツジャーナリスト 1960年2月25日
有野晋哉(よゐこ) お笑い芸人 1972年2月25日
越智志帆 ミュージシャン 1984年2月25日
ピエール=オーギュスト・ルノワール 印象派画家(フランス)1841年2月25日~1919年12月3日