【歳時記】3月1日、今日は何の日?:ビキニ・デー、マヨネーズの日、エイズ差別ゼロの日、労働組合法施行記念日 など

ビキニ・デー

この名称では、ビキニの水着の日だと勘違いしそうです。第五福竜丸といえばピンとくる人も多いでしょう。

1954(昭和29)年3月1日、米国が太平洋のビキニ環礁で水爆実験を実施しました。この実験により、「第五福竜丸」の乗組員全員が被曝してしまう事故が発生しました。

ところで、この水爆実験ですが、実験名は水爆「ブラボー」の実験。ブラボーですよ、ブラボー。どこがブラボーなのか超謎です。

それにしても、広島に投下した原爆の名称「リトル・ボーイ(ちびっ子)」といい、長崎に投下した原爆の「ファット・マン(太っちょ)」といい、大量破壊兵器、殺りく兵器である核爆弾に対する米国のネーミングセンスはイカれているとしか思えません。

第五福竜丸事件

さて、そのビキニ環礁ですが、当時マーシャル諸島は国連信託統治領だったのです(1986年に独立)。米国の領土でもないのに核実験をするとは。まあ、イギリスもオーストラリアの砂漠で、フランスも当時植民地だったアルジェリアで行っています。冷戦下ゆえ何でもアリの時代でした。

この水爆実験により、強い放射能を帯びたサンゴ片の「死の灰」が降り注ぎました。公海上で操業中だった遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」(静岡・焼津市)の乗組員23人船員が被爆してしまいました。約半年後、無線長だった久保山愛吉さん(40)が亡くなり、人類初の水爆犠牲者となりました。

第五福竜丸は公海上で、かつ米国が水爆実験を行う際に設定した危険水域の外で操業していたにも関わらず被曝してしまいました。

米国が水爆の威力の見積もりを誤ったため、死の灰が予想以上に広がったとみられています。

第五福竜丸はその後、東京水産大学(現東京海洋大学)の練習船として使用されましたが、1967年には廃船となって「夢の島」に放置されていました。

しかし、保存を求める声が強くなり、現在は東京都によって夢の島公園の「第五福竜丸展示館」に永久展示されています。

反核運動が始まる契機となる

第五福竜丸事件が起こったことで、核実験により、つまり直接の爆撃でもないのに人が命を落としうることが明白になりました。

このニュースは国内外に衝撃を与え、原水爆の実験を含む核自体の禁止など、反核運動が始まる契機になりました。例年3月1日にはビキニ・デーにちなんで、世界各地で反核集会などの催しが開かれています。

水着のビキニの由来はこのビキニ環礁での別の原爆実験から

フランス人のルイ・レアールが1946年7月5日、露出度の高いツーピースの水着をパリで発表しました。この水着を「ビキニ」と命名して、以後、世の中に普及していきます。

レアールの水着が発表される4日前の7月1日、原爆実験として、原爆「エイブル」がこの「ビキニ環礁」に投下されました。この原爆の破壊力になぞらえて、レアールは自身が発案した水着を「ビキニ」と命名したのでした。

なお、ビキニ環礁では1958年までに、計67回の原爆・水爆実験が実施されています。米誌「ポピュラー・サイエンス」によると、現在も放射線量が高すぎて、当時の島民や、その子孫の帰還は進んでいません。

2019年の米コロンビア大の研究チームによる調査結果によると、福島第一原子力発電所の周辺に比べて、放射線量が1000倍以上に達している場所もあったとのことです。



マヨネーズの日

「マヨラー」を生み出すほど定着した調味料、マヨネーズ。

日本で初めてマヨネーズが製造・販売されたのは1925(大正14)年3月のことでした。

3月と、初めての「1」にちなんで、キユーピー株式会社が3月1日を「マヨネーズの日」と制定しました。

世界初のマヨネーズはどこ?マヨネーズの語源は?

マヨネーズはフランス語ですが、英語も同じくmayonnaise。「マヨ」にアクセントがきて、最後の「
se」は、ズとゼの中間の音で発音します。

それはさておき、言葉がフランス語なので、フランスで発明されたのかというと違うらしいのです。
マヨネーズの語源として有力視されているのは地中海西部、バレアレス海にあるメノルカ島のマオンと、マヨルカ島の2つ。

この辺りで使用されていた、食用油・酢・卵を使用したドレッシングがマヨネーズと呼ばれ、フランス本土で普及した説が濃厚なようです。

世界一マヨネーズをかけまくる、食べまくる(消費量が多い)国はロシア。

世界一、マヨネーズを消費している国はロシアです。ロシア国民1人が1年間で消費するマヨネーズはなんと6.4キロ!これは日本人の約4倍で世界でも断トツの消費量です。

イメージ的には、夫婦二人の世帯で、毎月1本1kgのマヨネーズのチューブが無くなる計算。

このためロシアでは、1kgでは足らん!という家族向けに、スーパーでは3キロ入り、5キロ入りのマヨネーズバケツも売られているというからスゴイ!

味は日本のものに比べて濃く、油分も多め。特に人気なのは、うずらの卵を使ったマヨという事ですが、一度試食してみたいですね。

ロシア人が大量にマヨネーズを消費する理由として挙げられるのが、冬の寒さ。この寒さをしのぐために高カロリーな食べ物を意識的に摂取するのだそうです。

ロシアのことわざには「マヨネーズをかければゴミでも食べられる」なんていうものあるそうですよ。マヨネーズをそこまで愛しているのか、単なる味覚音痴なのかがわからない、何とも微妙なことわざですw

このようなわけで、ロシアの人は紅茶以外のほぼ全てのものにマヨネーズをかけて食べる、などとネタにもされているようです。

エイズ差別ゼロの日

国連合同エイズ計画が3月1日に記念日制定しました。2014年3月1日に第1回目の「エイズ差別ゼロの日」が実施されています。

残念ながら、世界にはHIV/エイズに対する正しい知識・理解がないことから、いまだに偏見や差別が根強く残る国や地域も数多く残っています。

偏見や差別を恐れて検査を拒み、その結果として保健サービスや治療を受けられない事例、そして感染がさらに拡大する悪循環が起こっているという実態も報告されています。

エイズ差別ゼロの日にには、人々のHIV/エイズに対する理解を深め、差別や偏見をなくすための啓発活動などが行われています。

労働組合法施行記念日 

1946(昭和21)年3月1日に、労働者の地位向上を図るための法律である「労働組合法」が施行されたことにちなんで制定された記念日です。

労働組合法は、「労働三法」とされるうちのひとつで、労働者の「団結権」「団体交渉権」「ストライキ権」
を保障するためのもの。

大正時代からすでに日本に労働組合は存在していましたが、労働者が雇用者と集団交渉する権利は保障されていませんでした。

終戦後、連合国軍総司令部(GHQ)は、日本人労働者が労働組合を結成することを奨励したことから成立した法案です。



その他の3月1日の記念日

マーチの日・行進曲の日

「3月」と「行進曲」が英語では同じ「March」というスペルであることに由来します。

3月の英語は「March」。これはローマ神話の「マルス(Mars)の月」を意味する「Martius」に由来します。マルスは「戦と農耕の神」で、「軍神」とも呼ばれています。

古代ローマ暦では新年が3月でした。気候がよくなり軍隊を動かす季節(スゴイ季節だ)、農耕を始まる季節ということで、3月はマルスを称える月となりました。

デコポンの日

1991年3月1日、柑橘類の新品種「デコポン」が熊本県より初めて出荷され、東京の青果市場で取引されました。デコポンの美味しさを全国のPRすることが目的です。

2月も中旬になると普通のミカン(温州ミカン)がだんだんブヨブヨとして美味しくなくなって、デコポンやポンカンなど色々な柑橘類が出回ってきますね。

私が子どもの頃と比べると柑橘類が食卓に並ぶ期間が随分と長くなった気がします。

その他の3月1日の記念日として、

防災の日・防災用品点検の日、豚の日、未唯mieの日、切抜の日、未来郵便の日、ファミリーファーストの日、再石灰化の日、マヨネーズの日、オリジナルTシャツの日、マヨサラダの日、資格チャレンジの日、釜飯の日、あずきの日、省エネルギーの日

などがあります。

3月1日の誕生花と誕生石

3月1日の誕生花:「アンズ」「ヤグルマギク」

桃の花と同時期に花をつけ、桜と同時期に最盛期を迎えるるアンズ(杏)の花。

アンズの花言葉には「臆病な愛」「乙女のはにかみ」などがあります。花言葉の「乙女のはにかみ」は、サクラよりも一足早く、はにかむように花を咲かせることに由来するといわれます。

3月1日の誕生石:「フローライト」「アクアマリン」

フローライトは蛍石(ほたるいし/けいせき)とも呼ばれていて、加熱すると発行する特徴を持っています。実際に加熱すると本当に石が割れて破片が飛んでしまうことがあります。

3月1日生まれの有名人・芸能人(敬称略)

芥川龍之介 小説家 1892年3月1日~1927年7月24日
加藤茶 コメディアン 1943年3月1日
中山美穂 女優 1970年3月1日
井上裕介 お笑いタレント 1981年3月1日
五郎丸歩 プロラグビー選手 1986年3月1日
ジャスティン・ビーバー ミュージシャン(カナダ) 1994年3月1日